界面活性剤は悪なのか…?界面活性剤の詳細と種類紹介

2018年4月16日美容成分紹介

界面活性剤の役割とは…?

水と油は本来混ざらない成分です。
界面活性剤は、この2つの仲介役になりうまく混ざり合った状態にする役目があります。

なぜ水と油のように混ざらないものが混ざるようになるのでしょうか…?
今度はその動きを見ていきます

界面活性剤の作用

浸透作用

水がしみこみやすくなる作用。

乳化作用

油を界面活性剤の分子にとりかこみ、水と混じりあった状態にする作用。

分散作用

油などをとても小さな粒にして取り囲み水の中にばらばらに散らばせる作用。

上記の作用が合わさり、水と油などの相反する成分をくっつけたり
水を浸透しやすくしてくれる仲介役的成分です!

 

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親水基と疎水基

先ほども書いた通り、水と油はとても仲が悪いため合わさるには仲介役が必要です

界面活性剤は、水の仲介役の親水基と、油の仲介役の疎水基があります。

わかりやすく図にするとこんな感じです(*^▽^*)
界面活性剤がないと水と油は友達になってくれません!

 

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界面活性剤の種類とは…?

界面活性剤はさまざまな種類で構成されています。
ヒトの体の成分にも界面活性剤が含まれています。

界面活性剤の種類(イオン性)

●アニオン(陰イオン)界面活性剤
→乳化、分散、洗浄などに利用されています。

洗浄を得意とし、泡立ちのもとになります。

●カチオン(陽イオン)界面活性剤
→帯電防止をする特徴があります。
帯電しているカチオン界面活性剤にアニオン界面活性剤が近づくと覆いかぶさり性質が変わります。

性質が変わった結果、殺菌効果があったり髪をつるつるにします。

●両性(アンホ)界面活性剤
→上記の2つのイオンの陽イオンと陽イオンどちらにもなれるハイブリットな界面活性剤です。

皮膚への刺激や毒性が少ないうえ、陽イオンの時は洗浄、陰イオンの時はマイルドな殺菌力を発揮します。

●非イオン(ノニオン)界面活性剤
→どんなイオンとも組みあわせられる水に溶けてもイオンに分かれない界面活性剤です。

ほかの界面活性剤よりも泡立ちにくい特徴があります。

 

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界面活性剤は悪者…!?

このような役割のある界面活性剤が悪者扱いを受けるのには理由があります

それは、界面活性剤は種類によっては細胞や角質層を壊してしまうからなのですが

そんな危険なものが入ってたらはそもそも日本の化粧品の基準では販売できません!!

界面活性剤が完全な悪者なら大手の化粧メーカーは出しません!!!!!

なぜなら理由は簡単です。信用を失うからです。
ちゃんと検査をして、安全な界面活性剤が入った界面活性剤が使用されています。

以上のことから、界面活性剤は完全悪ではないことがわかります。

しかしこれに例外もあります

石油系合成界面活性剤

界面活性剤は水で洗えば落ちるものがほとんどですが
落ちにくくしかも浸透しやすい成分がこの石油系なのです。

なのになぜ使用されているかというと、長い間成分を安定させる働きがあるからです。

特に敏感肌の方は、石油系の界面活性剤は避けた方がいいかもしれませんが…!

とりあえず化粧品はちゃんと洗い流すことが一番重要だと思います!!